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紹興酒とソラマメ

悪い

28 10月

サックスのピッチの悪さの再考察

こんにちは。

久方ぶりにサックスのピッチの悪さの克服の仕方を考えてみたいと思います。

前回、同様にサックスのピッチで葛藤しているだろう方々に私なりの解決方法を提案してみました。

効果はあったでしょうか?

わたしは、つねにあの練習法と野太い息を吹き込むことを意識して最近では見事にほぼ克服することができました!

そのなかで私なりに気づいたほかの点を脈絡もなく紹介したいと思います。

まず、チューナーとともにピッチを確認しつつ野太い途切れない息を吹き込む練習を心がける。

ここで言う私のピッチの音は、アルトサックスで言うところの真ん中のレとミです。

この二つの音は、ほかの音とはまったく違う息の吹き込み方をします。

真ん中のファやソなどの音は何も考えなくてもそれなりのピッチで音が出ます。

レやミなどは腹から吹き込もうと思うといい感じの抵抗感というか一筋縄ではいかない感覚があると思います。
特にレ。

そんなときにその抵抗感に負けないように、かといって、その抵抗感を一喝して取り除かないような、徐々に太くてゆったりした息で薄皮をめくるように取り除いていく感覚です。

その抵抗感より自分のゆったり吹き込んでいる息の感覚のほうが勝ったときにあわてず落ち着かず同じペースで息を吹き込み続けるのです。

この作業のときにもチューナーは随時チェックしましょう。

チューナーは絶対ではありませんが、私にとってはかなり助けになりました。

あとは、ピアノの対応音にレやミを合わせて耳で聞いてその音を再現するのもひとつの方法です。

サックスは非常にあいまいな楽器ですので、人間が理想の音を出すのを手伝ってあげなければいけません。

サックスは楽器と人間の共同作業によって音楽を造っていけることをひしひしと感じることができる楽器のひとつです。

皆さんもぜひ挑戦してみて下さい。

ではでは。







22 7月

サックスのピッチ悪さの克服練習法

こんにちは。

先日もブログにてお伝えしましたピッチの悪さですが、
克服できるかどうかは分かりませんが新たな練習方法を最近取り入れました。

皆さんご存知かもしれませんが、縦方向(アゴ)と梅干し口の締め具合で、
半音下がったり上がったりする方法です

分かりやすく言うと、オクターブキーを押さない真ん中の”シ”の音から”シ♭”を経由して”ラ”に落ち着くとします。
このときに”シ”から”シ♭”に行くときに”シ”の音の指づかいのまま”シ♭”の音を出すのです。

どうやって出すかというと、”シ”の音を出しているときに梅干し口の締め具合はそのままにして、
徐々に縦方向(アゴ)をフゥォーッという感じでゆっくり下ろしていきます。

それと同時に腹からの息の量をズンズンと送りこんでいくのです。

シ→シ♭の音を事前にまともに吹いて、音をイメージしてからこの作業を行うと効果的です。

伝わりますかね

シ→シ♭の時に腹の息を意識的に焦らず増やすことと徐々に顎を下げることで、
シの指でシ♭を忠実に再現することに近づけます。

シ♭の最初の当りの音を顎の調整と息の調整でどの量で出すかは個々に違うと思います。
イメージとしては的の中心に息でできた矢を当てて的の外側に息を波紋のように広げていくような感じです。

一見ピッチの悪さの矯正と何の関係があるのかと思われがちですが、
一週間で、梅干し口の耐える力が若干上がり高い”レ”や”ミ”のピッチが安定してきたような気がします。

これらはすべて先生からのレッスン内での教授です。

大変地味な練習ですが、今はこれを意識的に15分くらい毎日(できるだけですが・・・)やっています。

ピッチでお悩みの方はぜひお試しください。

ではでは。
プロフィール

Daoye

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