こんにちは。

最近の私のブログへの検索キーワードが、以前ダントツだったニオイガメを蹴落としてサックス関係のワードが上位に挙がっています。

もしかしたら、新年を迎えて新しいことに挑戦しようとしている人たちが、すなわちサックスを始めようとしている人たちがどんな楽器を選んだらいいか?とかどんなマウスピースやリガチャーを選んだらいいか?とか練習法はどうしたらいいかなどとお悩みなのではないかと思いまして。

で、アドバイスできるほどではないですが4年の経験の老婆心ながら、いろいろと勝手に参考になるやもしれないことを書いてみたいと思います。

このようなことは色々な専門サイトに載っているので、そちらを参考にしていただければいいのですが
一素人練習生として気になったことを書いてみます。

まず、サックス選びですよね。
私のサックスはアルトですから、それを念頭に置いて説明します。

まず挙がるブランドは、セルマー。
特筆してみんなのあこがれですから選択肢に入ると思います。

ただ高い!! 私なんかは端から選択肢にありませんでした。

で、次にヤマハ。

ヤマハにも色々なモデルがあります。 しかも世界のヤマハですから品質にも定評があります。

私はジャズプレイヤーにあこがれて始めたタイプですから、82Zをまず選択肢に入れてました。

あとはヤナギサワ。 

いわゆる有名メーカーのものです。

私の場合は、まず楽器屋さんで相談に乗ってもらおうと近くの小さな楽器屋さんに行きました。

その時点では、実はテナーサックスもいいなあ。とアルトと天秤にかけて悩んでました。

音はテナーサックスのような太い音が好みだったんです。 しかし、アルトと比べるとテナーは初心者には扱いずらいとかいうことも聞きまして素直にアルトにすることにしました。

では、アルトで太めのテナーに近い音が出ないのかと聞いてみたらば、あるメーカーのサックスを薦められました。

それが、ポールモーリアだったんです。

ポールモーリアはカドソンと同じデザインで台湾製ですが、カドソンよりも多少手が加えられている部分が少ないようではありながら、楽器としては遜色ないようです。

ポールモーリアは現在では手に入りませんが、風のうわさで今年の楽器の見本市か何かで、台湾メーカーが名前を変えて日本で販売する計画あると聞きましたがどうなんでしょうか。

ついでにこのポールモーリア、カドソンの特徴としては、ベル(出口の部分)の大きさがかなり大きいです。

そのせいか私自身吹いてても、ヤマハの82Zに比べると低音で野太い音が出ます。あと吹き込んだ時の抵抗力というのでしょうか。82Zのような素直さがないです。
結果的には私にとってまさにベストマッチでした。

そうそう、楽器によって表面加工してあるものとしてないもの、私のはブロンズ色で後者ですが、それによって音の種類が違ってもきます。

明るい音を好む方はピカピカの処理してあるものがよいのではないでしょうか。

サックスの音は本体だけで決まるのではなく、演奏者の腕は勿論のこと、周辺部品(マウスピースやリガチャ―は勿論のこと、ストラップなども)によってかなり違ってきます。

最初はノーマルの周辺部品で鍛錬してから、自分で物足りなくなってきたら変えていくので充分だと思います。

で、最初の楽器の相場ですが、お金に余裕がない人ほど頑張って、30万くらいのモデルを購入した方がいいと思います。

30万、私にとっても勿論のこと大金です。 しかし、永続的に続けるためにはこれくらいの値段のモデルを購入することを絶対にお薦めします!

わたしも恐ろしく飽き症な人間でしたが、この価格帯のサックス選びがまずよかったと思ってます。

一度これくらい投資してしまえば、後はそんなにお金がかからない趣味です。

中古という手もありますが、その際は絶対吹ける方と一緒に行った方がいいです。
そのあとに管楽器専門店などで調整してもらうこともお忘れないように。

次回は、私が使用している環境と周辺機器も交えて紹介します。

ではでは。